Song of Galanthus
-5-
(hyde side)
テッちゃんはひょいと身軽に箱を出ると、自然な足取りで近づいてきた。『かくれんぼ、やめたんなら言えよ』って言い出しそうな。
「何してんねん」
そう言って周りを見回した。これは答えはいらないって合図。ただの形式的な台詞。
さすがのリーダーはわかっていることが多い。
ケンちゃんも立ち上がって空を仰いだ。
そして、ポツリと。
「そういや、ユッキーは?」
...
back
first
next