Song of Galanthus
-6-

(yukihiro side)


それは、寝起きの顔を見られるよりも嫌な気分。

ハイド君と、バッチリ目が合った。



「ユッキー、起きてる」

その瞳を逸らさずに、両脇の二人に告げる。
棺桶の中ってこんな感じなのかな。俺は動けなくて、喋れなくて、無言の三人にじっと見られて。

段々イライラしてきた時に、ケンちゃんに腕を掴まれた。ぐっと握られて痛覚が少し蘇る。

「せーの!」

頭より先に身体がその声に反応して、勢いと共に起き上がった。
脳みそが揺さぶられる。中身が液体になったみたいに。
何か言ったほうがいいのかなと思ってケンちゃんを見れば、この人はもう他のことを考えてる風だった。



...
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