|
Song of Galanthus -2- (yukihiro side) いつから目を開けていたのかもわからない。 思考を巡らすことは出来る。 ただ身体の動かし方を忘れた。 俺は未来に必要だと言われた。カプセルに閉じ込められて冷凍された。 大丈夫、理解できている。 この目の前に見えるカプセルの蓋を押し上げれば、外へ出られる。 それもオーケー。 なのに肝心の行動がとれない。 未来の救世主のはずが―そんなダサイもんにはなりたくないけど―カッコ悪い。 あーあ、と息が漏れた。溜息のつき方は覚えていた。 ... |